元勇者の冒険の書

そろそろ冒険に出たいけど、町人に甘んじている元勇者の冒険の書です。

漆黒のヴィランズ メインクエスト『多分それは腹ごなし』『琥珀の砂漠を行く』

カサード : ガッハッハ! 根性あるなぁ、お前!
まあ、ローンロンが扱ってるのは、
おおむね悪いモンじゃないから、心配はするな!
カサード : さて……腹もふくれたことだし、
いよいよお前を目的地に連れて行きたいんだが……。
カサード : 悪い、俺にも少しだけ時間をもらってもいいか?
このモルド・スークで、早めに済ませなきゃならない取引が、
いくつかあるんだよ。
カサード : おっ、手伝ってくれるのか?
ありがとな、そうしてくれると手早く済むぜ!
カサード : お前にメモを渡すから、
そこに書かれている3つの品を受け取ってきてくれ。
事前に代金は払ってあるから、もらってくるだけでいい。
カサード : それじゃあ、俺も自分の担当分をまわってくる。
またあとでな!

トールトル : ……もしかして、カサードの代わりに来たネ?
ええと、じゃあ……何を渡せばいいんだっけ?
トールトル : ああそうそう、「鉄鉱石」ネ!
ちょうどその箱がそうだから、持っていくといいヨ!
トーントン : あっ、カサードさんのお仲間ネ?
待ってたヨ、それが「食用サボテン」だから、
袋ごと持ってって!
ムールムル : ちょっと! 触るの禁止ネ!
それはもう買い手がいる商品ヨ!
もっと高値を払ってくれるなら、考えなくもないけどネ……?
ムールムル : な、なんだ、カサードのところのヒトネ!?
そそそ、そういうことなら、先に名乗ってほしいヨ……。
ムールムル : お察しのとおり、それが「ナバスアレンの骨董品」ネ。
もちろん中身は入っているから、持っていくがいいヨ!

カサード : ガッハッハ! 根性あるなぁ、お前!
まあ、ローンロンが扱ってるのは、
おおむね悪いモンじゃないから、心配はするな!
カサード : さて……腹もふくれたことだし、
いよいよお前を目的地に連れて行きたいんだが……。
カサード : 悪い、俺にも少しだけ時間をもらってもいいか?
このモルド・スークで、早めに済ませなきゃならない取引が、
いくつかあるんだよ。
カサード : おっ、手伝ってくれるのか?
ありがとな、そうしてくれると手早く済むぜ!
カサード : お前にメモを渡すから、
そこに書かれている3つの品を受け取ってきてくれ。
事前に代金は払ってあるから、もらってくるだけでいい。
カサード : それじゃあ、俺も自分の担当分をまわってくる。
またあとでな!
トールトル : ……もしかして、カサードの代わりに来たネ?
ええと、じゃあ……何を渡せばいいんだっけ?
トールトル : あれ……そうだったっけ……?
なーんか違う気がするから、ちゃんと確認してきてほしいヨ。
トールトル : ……もしかして、カサードの代わりに来たネ?
ええと、じゃあ……何を渡せばいいんだっけ?
トールトル : ああそうそう、「鉄鉱石」ネ!
ちょうどその箱がそうだから、持っていくといいヨ!
トーントン : あっ、カサードさんのお仲間ネ?
待ってたヨ、それが「食用サボテン」だから、
袋ごと持ってって!
ムールムル : ちょっと! 触るの禁止ネ!
それはもう買い手がいる商品ヨ!
もっと高値を払ってくれるなら、考えなくもないけどネ……?
ムールムル : な、なんだ、カサードのところのヒトネ!?
そそそ、そういうことなら、先に名乗ってほしいヨ……。
ムールムル : お察しのとおり、それが「ナバスアレンの骨董品」ネ。
もちろん中身は入っているから、持っていくがいいヨ!
カサード : うおっ、もしかして、そっちはもう終わったのか!?
カサード : ああ、確かに頼んだのはこれですべてだ。
カサード : いやぁ、初めての場所なのに早いもんだ!
お前のこと、水晶公と同じ出不精かとも思ったが、
こりゃあずいぶん旅慣れしてるな……?
カサード : しかし……こうなると、ちと困ったな。
実は、この店との取引で、手違いが起きててな。
カサード : これから仲介の商人も呼んで、
いろいろ問い詰めなくちゃならないんだ。
お前には、しばらく待ってもらうことになる……。
???? : あれっ、カサードさん?
久しぶりだねぇ!
カサード : おお、テスリーン!?
ちょうどいいところに!
カサード : こいつが、お前んとこに滞在してる、
アリゼーに会いたいらしくてな。
案内したいが手が空かなくて、困ってたんだよ。
テスリーン : ……もしかして、Cloさん?
テスリーン : すっごく強くて、世界を股にかける旅人で、
あっちでもこっちでも引っ張りだこの、
あのCloさん!?
テスリーン : やっぱりー!
アリゼーから、お噂はかねがね!
まさか本物に会える日がくるなんて!
テスリーン : 私は、テスリーン。
アリゼーが用心棒をしてくれている、
「旅立ちの宿」の世話人です!
テスリーン : もしよければ、私が案内を代わろうか?
こっちはちょうど、買い出しが済んだところだし……。
カサード : おお、そいつは助かる!
カサード : そういうわけで、一旦お別れだが、
うちの隊商は、しばらくここらに滞在してる。
お前の用事が終わったら、クリスタリウムまで送ってやるよ。

テスリーン : さぁて、そうと決まれば、
ちゃちゃっと行きましょ、Cloさん!
アリゼーにも早く会わせてあげたいし!
テスリーン : 私たちの暮らす「旅立ちの宿」は、
ここモルド・スークから、さらに南にあるんだ。
テスリーン : ということで、出発の支度をしたら、門の外で集合しよう!
私も荷物を持って、そこに行ってるね!

テスリーン : あっ、来た来た!
それじゃあ、南に向けて出発するんだけど……
ひとつだけ、頼みごとしてもいいかな。
テスリーン : このあたりには、買い物帰りの客を狙って、
飢えたコヨーテがよく出るの。
テスリーン : 私も、護身程度には剣を扱えるんだけど……その……
いろいろと安くしてくれるっていうから、買いすぎちゃって。
荷物を抱えて歩くので精いっぱいなんだ。
テスリーン : だから、もしコヨーテが出たら、
追い払ってもらえるかな……?
テスリーン : よかった、さすがアリゼーの憧れの……おおっと。
なんでもナイナイ、さあ行きましょう!
テスリーン : ごめん、言ったそばからだったね……。
大丈夫? 怪我はない?
テスリーン : それにしても、あなたって本当に強いんだね!
私から見たら、アリゼーも十分に強くて勇敢だけど、
なるほどなぁ……。
テスリーン : って、しみじみしてる場合じゃなかった!
また急に襲われるより、今度はあなたに先行してもらって、
コヨーテがいたら倒してもらう方がいいよね!?
テスリーン : 申し訳ないんだけれど、少し先で見渡してみて!
よろしくね……!
テスリーン : あっ、無事でよかった!
コヨーテの鳴き声がここまで聞こえてきたから、
ちょっとドキドキしちゃったよ……。
テスリーン : 安全を確保してくれて、どうもありがとう!
それじゃあ私も、がんばって荷物を運んじゃうよー!
テスリーン : はい、とうちゃーく!
Cloさんのおかげで、荷物も無事!
というか、私ひとりだったら大ピンチだったよね……。
テスリーン : 本当に、何かお礼ができたらいいんだけど……。
とりあえず、中に入ろっか。
テスリーン : あらためまして、「旅立ちの宿」にようこそ。
クリスタリウムからのお客さんなんて、アリゼー以来かな。
テスリーン : 見てのとおり、ここでは数名の患者たちと、
私たち世話人が暮らしてるんだ。
>なんの病気?

テスリーン : 何の……って……。
テスリーン : ……本当に、アリゼーの仲間なんだなぁ。
ノルヴラントに生きていて「これ」を知らない人が、
彼女のほかにもいたなんて。
テスリーン : ここの事情は、あとでアリゼーに聞いてみて。